みなさん、こんにちは。
漢方セミナー講師
今田 志穂（こんた しほ）です。
2021年１０月3０日（土）
コロナ対策を取らせていただき、江別市コミュニティセンターにて
第５回目となる漢方セミナーを開講することができました。
このような状況下でご参加くださった皆様に感謝いたします。
ありがとうございます。
今回の内容は
『肥満と漢方薬』
肥満の原因と、肥満のタイプ別に脂肪が付きやすい場所や、なぜ肥満が体に良くないのかなどを学びました。
男性は、お腹がリンゴみたいにぽこっと出ていて、内臓に脂肪が付きやすい。
女性は、洋ナシみたいに下腹や腰回りの皮下脂肪が付きやすいのです。
肥満度を数値で表したＢＭＩを実際に計算していただき、
自分がいま肥満なのか、正常値なのか、はたまたやせ型なのか
確認をしていただくディスカッションをしてもらいました。
数値化することで自分の日常生活を見直し、改めてダイエットに意欲を燃やす方もいらっしゃいました。
ＢＭＩは、「体重（ｋｇ）÷身長（ｍ）÷身長（ｍ）」で求めることができるので、
気になった方はぜひ計算してみて下さい。
１８．５～２４．９が正常値で、２５以上で肥満、１８．５以下でやせ型ですよ。
年齢によるホルモンバランスの変化が、体型にも表れるなら、どうやって対処すればいいのか？
ご自分の体質に合わせて、過剰な食欲を抑えたり、体内の余分なものを排泄しやくする
漢方薬を服用することで、体質改善を行っていく方法を学びました。
後半は、３つの漢方薬と使用されている生薬、肥満に効くツボを教えてもらいました。
暴飲暴食気味な方は、野菜のセロリの匂いが食欲を抑えてくれるそうですよ。
リンゴも満腹感があるためダイエットに最適な食材とのこと。
肥満に効く食材を使っておいしい料理を考えてもらう、ディスカッションをしました。
食べてみたい料理を参加者の多数決にて決定しました。
今回は「キノコ豚汁」が選ばれました。
この時期はキノコの種類も豊富です。
豚汁は体も温まるのでまさにぴったりの逸品ですね。
他にもカニや鮭などの海鮮とバナナをかき揚げにするというような個性的な料理もありました。
楽しいディスカッションとなりました。
楽しんで参加できたという好評が多く、また自分に合う漢方を試してみたいなど、
漢方に興味を持ってくれたのが嬉しかったです。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
今田志穂の漢方セミナーホームページ
